仕事はスーツだという方も多いでしょう。
しかし、最近ではジャケパンスタイルなどのオフィスカジュアルがOKになったり、IT企業などでは私服通勤が当たり前になるなど、スーツではなく「セットアップ」で出社する機会も増えてきているのではないでしょうか?
ちなみに、スーツは上下セットで仕立てられた襟付きの洋服のことで、セットアップとは上下別々に仕立てられた洋服を着るスタイルのことを言います。
今回は、私がハイブランドからデイリーブランドまで様々なジャケットを試した結果、自分的に最高の着心地だと思っている、無印良品の「乾きやすいストレッチジャケット」を紹介します。
無印良品の「乾きやすいストレッチジャケット」の特徴を分析
無印良品のジャケットはとにかく軽い!とにかく楽!
無印良品のジャケットはとにかく楽です。
まず、軽い!
ウールやニットジャケットだと、素材はいいのですが重くて肩が凝ってきてしまいます。
その点、こちらのジャケットはポリエステル100%なので、相当軽く作られています。
そして、ポリエステルのため、汗や雨に強く、とにかくケアが楽です。
雨の日の後でも、タンスに入れず一日部屋干ししておけばすっかり乾いてしまう速乾性を持っているため、毎日ガシガシ着ることができます。
ウェストが軽く絞られたスリムなシルエットが美しい
そして、同じカジュアルジャケットならユニクロでもいいじゃないかと思うかもしれません。
そこは完全に好みや、自分の体型次第ですが、無印のジャケットはウエストの細い痩せ型、もしくは、細マッチョ系にぴったりだと思います。
その理由は、ウエストのくびれが美しいことにあります。
ユニクロのジャケットだと、標準的な体の人に合わせるためにどんな人でもストレスなく着ることができるボックスシルエットで作られがちです。
しかし、ボックスシルエットを痩せ型が着ると、ウエストがだらしなく見えたり、体型より太って見えたりといいことがないんですね。
その点、無印良品のジャケットは、ウエストがほんの少しテーパードしており、実体型どおりスリムに見せることができます。
また、伸縮性がある生地を使っているので、多少小さめのサイズでピッタリと着こなしても肩周りが窮屈になることなく、楽に着ることができます。
特に肩のパット感がフォーマルな印象を持たせる
そして、一番好きなポイントが肩です。
肩パッドは入っていないのですが、立体的な縫製になっており、軽く肩パットが入っているようなシルエットになっています。
そのため、スーツのジャケットのようなフォーマル感というか、キッチリ感を感じることができます。
そして、無印のジャケットはめちゃくちゃ安い
無印の乾きやすいストレッチジャケットはめちゃくちゃ安いです。
私は、セールで購入し、2,000円引きの1着6,900円でした。
確かに、素材的には高級感があるとは言い難いですが、着心地、シルエットの美しさ、安く見えなさ、ケアを気にせずガシガシ切れる素材感などを考えると、ものすごい良心価格だと思います。
体型にぴったりと合うならば、複数枚買っておいても全く損はないのではないかと。
ちなみに、私は3枚同じ物を持っています(黒×2、ネイビー×1)。
「乾きやすいストレッチジャケット」の残念なところ
残念なところ①:生地は薄い!冬には少し寒いかも
このジャケットの弱点といえば、やはり薄さです。
もちろん、中に薄いセーターを着るなど調整すれば、冬でも着ることはできると思います。
しかし、やはり真冬には少し肌寒さは否めません。
商品自体も汗などの乾きやすさをウリにしている商品なので、やはり春、秋を中心に着られることを想定した商品になっています。
しかし、私は真夏も真冬もこのジャケットを愛用し続けています。
阿久悠さんもジュリーの「カサブランカダンディ」の歌詞で言っていますが、男の粋とはやせ我慢にあるのです。
残念なところ②:内ポケットが横穴に変更されて使いづらくなった
あと、個人的に少しデメリットだと思っているのは、内ポケットの使いづらさです。
2018年までは、内ポケットの形状は一般的な縦型だったのですが、2019年モデルから横穴式に変わっています。
この変化の意味がわかりますでしょうか?
そう、内ポケットにペンが差せないのです!
さらに、胸ポケットの深さも前のモデルに比べて浅くなっており、ペンが上手く差せません。
内ポケットの容量を増やすために様々な部分に歪みが出ており、万年筆をはじめとした文房具にこだわりを持つ人にとってはかなり実用性が下がってしまいました。
そういう意味では2018年モデルが至上だったんですが。。。
さて、いかがでしたでしょうか?
着心地、取り回しのしやすさは最高レベル!
ケアも楽チンなので春・秋の主力にできると思います。