ビッグカメラオリジナルの「4in1(4端子一体型)USBケーブル」が完璧だった件

USBの種類一覧

最近、USBの種類が増えすぎじゃないですか?

スマホはUSBタイプCが当たり前になっていますが、ワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリーなどでは未だにマイクロUSBが主流だったり、PCと接続するには普通のUSB-Aも必要だったりします。

そんなあらゆるニーズに対応するために、全ての形状のUSBを持ち歩くのは現実的ではありませんし、変換端子は小さすぎて失くしてしまいそうです。

そんな状況を解消するのが、端子の交換が可能なマルチ対応USBケーブルです。

私がマルチ対応のUSBケーブルを捜し歩いた結果、完璧なUSBケーブルを見つけたので今回はそれをご紹介します。

ビッグカメラオリジナルの「4in1(4端子一体型)USBケーブル」が完璧だった件

今回選んだのはビッグカメラがオズマ株式会社とのOEMで製造している「 4in1(4端子一体型) USBケーブル」です。

オズマ(OSMA)の4in1(4端子一体型)USBケーブルが完璧だった件

ビッグカメラ専売となっているため、Amazonにはあまり出回っていませんが、使いやすさ、丈夫さ、用途の幅広さなど、あらゆる面でスキのない素晴らしいケーブルでした。

従来の変換端子付きUSBケーブルのダメなところ

従来のよく流通しているのマルチ対応のUSBケーブルは、2in1(2way)型、もしくは、3in1(3way)型が主流です。

これらは、USBの片側は通常USB-Aですが、もう片方に変換端子が付属しており、2~3つの使い道で使えるというものです。

従来の変換端子付きUSBケーブルのダメなところ

この2in1(2way)型、3in1(3way)型の欠点は、片側がUSB-Aのみなので近年増えているタイプC電源には接続できないという点です。

そうなると、iPadなどのタイプCにしか対応していないデバイスからのデータ吸出しもできませんし、タイプC対応の急速充電器にも使えません。

また、3in1以上になると、収納時にも必ず一つの変換端子が余ることになるので、見た目や携帯性も損なうことになります。

ビッグカメラオリジナルの4in1USBケーブルの良かったところ

その点、ビッグカメラオリジナル(オズマ社製)のUSBケーブルは両端に変換端子がついています。

オズマ社の4in1USBケーブルの良かったところ

これにより、以下の4つの使い方に対応できるわけです。

  • USB-A⇒タイプC
  • USB-A⇒マイクロUSB
  • タイプC⇒タイプC
  • タイプC⇒マイクロUSB

タイプCからタイプC、タイプCからマイクロUSBなんて何に使うの?と思われるかもしれませんが、iPadなどのタブレットにはUSB端子はついておらず、タイプCのみの場合がほとんどですので、内部のデータのバックアップや他の周辺デバイスとの接続のためには、タイプCが親となる接続端子は必須です。

また、ビデオカメラなどからデータを外付けHHDに移すときなどにも、タイプC⇒マイクロUSBがあると捗ります。また、最近の急速充電器はタイプC端子のものも増えていますので充電時にも活躍するでしょう。

これ一本あれば、変換端子が必要なくなるというだけでも両端型の4in1USBケーブルには価値があると思うのです。

そもそも製造のオズマ株式会社ってどんな会社?評判は?

そもそもオズマ株式会社ってどんな会社?評判は?

商品がいいのは分かったけど、オズマ社って聞いたことないよっていう方も多いでしょう。

簡単にオズマ社の情報を紹介したいと思います。

オズマ株式会社ロゴ

オズマ株式会社は神奈川県横浜市港北区、駅でいうと綱島あたりに本社を置く日本企業です。

創業は平成7年(1995年)と業歴は30年に迫り、競争の激しい電子機器業界ではなかなかしぶとく生き残っている会社といえるのではないでしょうか。

主力製品は回路設計技術を生かした充電器やケーブル等のPC、スマホ周辺機器で、自社製品のほか今回のビックカメラのようにOEMでも多くの実績を積んでいます。

ホームページやSNSなどを見ると、非常にPR下手さがにじみ出ており、OEMによる黒子のような立ち回りが中心だからかなとも思われますが、ちょっと前だと川崎の多摩電子工業も同じような雰囲気だったのに、今や芸能人を起用したCMをバンバン打っていることを見ると、今後のオズマ社の発展にも期待してしまうところがあります。

ちなみに余談ですが、10年ほど前、地味時代の多摩電子工業社にとある有名キャラクターを使ったプロモーションを提案したのは私だったりします笑。あの提案が今のブランディングに繋がっているのだとしたら少しうれしいですね。

さて、話をまとめますと、オズマ社は神奈川県の綱島に本社を置く日本企業であり、地味で無名ではありますが、着実に実績を積み上げてきた企業だということがお分かりいただけたかと思います。

変な聞いたことのない中華ブランドを掴むよりはよほど安心ですし、信頼できると思いますよ。

まとめ:ビッグカメラのオリジナル品だからと侮るなかれ!

最後にまとめです。

オズマ社の「4in1USBケーブル」の良いところは、両端に変換端子がついているということです。

とくにタイプCtoタイプC、タイプCtoマイクロUSBの接続ができるのが本当に助かります。

これにより、最近のスマートデバイスにはほとんど対応できますし、ケーブルの使い分けの手間もほぼなくなります

他の会社がやってないのか?と言われれば探せばあるかもしれませんが、信用ある日本企業の製品でとなると途端に見つけづらくなるのは間違いありません

もしUSBケーブルで迷っているなら、確実に買いだと思います。

▽オズマ「4in1USBケーブル」カラーバリエーション

この記事を書いた人
サトウツトム

仕事道具やガジェットでやる気を補充するタイプの戦略コンサルタント。
専門はWEBマーケティング戦略、営業戦略、商品設計、オペレーション構築など。
常に「賢者の買い物」を志し、高いものより長く愛せるものを探している。

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