Bluetoothイヤホンの『スカルキャンディ』ってマトモな会社?歴史と本当の評判

先日、スカルキャンディ(Skullcandy)という会社の「Ink’d+Wireless」というBluetoothイヤホンを入手しました。

auの長期契約者特典でもらったポイントの有効期限が迫っていたので交換したのですが、想像以上に音質がよく高満足度のイヤホンでした。

さて、昨今、中華系の怪しいイヤホンが跋扈するイヤホン業界です。

この「スカルキャンディ(Skullcandy)」という会社はマトモな会社なのでしょうか?

意外にも日本語でしっかり説明しているページが少なく、企業の沿革情報があまりなかったので海外情報を中心に調べてみました。

関連記事: 【音質レビュー】『たのしいかいしゃ』とかいう変な会社のイヤホンがスゴかった

スカルキャンディ(Skullcandy)の歴史と創業経緯

スカルキャンディ (Skullcandy) の誕生

スカルキャンディ(Skullcandy)は、2003年にアメリカのユタ州パークシティで創業したオーディオメーカーです。

ユタ州パークシティは、山間の雪が多く降る地域で、2002年のソルトレークシティオリンピックでは、スキーとスノボが行われたというアメリカ屈指の良質な雪質を誇るスキーリゾート地です。

そんなユタ州で生まれ育ち、ウィンタースポーツにおいてプロ級の腕を持っていたスカルキャンディの創業者リック・オールデンは、ある日、パークシティのスキー場の頂上へ向けてリフトに乗っていました。(ちなみに、下の写真は驚いたことに創業者リック・オールデン本人です!)

すると、そんな時に携帯電話に電話がかかってきてしまい、寒いリフトの上でグローブをハズシ、気分を高めるべく聞いていた音楽プレーヤーからイヤホンを取り外して、凍えながら電話に出なくてはならなくなったのです。

その瞬間、リック・オールデン氏の頭に、音楽から電話にシームレスに切り替えができるイヤホンの構想が浮かんだのだとか。

それが、スカルキャンディ(Skullcandy)の創業のキッカケになりました。

その際に乗っていたチェアリフトは、 創業の精神を引き継ぐ重要アイテムとして、パークシティのスカルキャンディ本社に展示されています。

スカルキャンディ初号機「Skullcandy Portable Link」のヒット

リック・オールデンと彼に賛同して共同創業者になったクリス・ウィリアムスは、音楽と電話の両方で使えるイヤホンというアイデアを実現させるために全精力をかけ、2003年についに初号機となる「Skullcandy Portable Link」をリリース。

世界有数の家電系展示会である「CES2003」で発表しました。

Skullcandy Portable Link

イヤホンジャックが2本装備され、携帯電話と音楽プレイヤー両方に同時接続でき、手元のコントローラーで別々に操作ができるという画期的な「LINKシステム」は大いに話題となり、特許も取得。

一躍スカルキャンディの名前を世界に知らしめることに成功しました。

スポーツからストリートカルチャーへ進出

その後、スキー、スノーボード、スケートボードなどのファッションにもこだわりのあるプレイヤーが多いスポーツとのコラボレーションを多数実現。

日本を代表するスノーボードプレイヤー国母和宏選手ともスポンサー契約を結んでいたりと、私たち日本人にもなじみ深い選手ともコラボレーションしています。

他にもシカゴブルズやニックス、レイカーズなどのNBAチームにオフィシャルヘッドフォンを提供するなど精力的に市場シェアを拡大していきました。

世界で最もクールなイヤホン

2008年には、アメリカの雑誌フォーチュンが「世界で最もクールなイヤホン」としてスカルキャンディを選出し、創業からわずか数年で全米を代表するイヤホンメーカーに上り詰めました。

スカルキャンディの登場以降、イヤホン市場ではBluetoothや手元コントローラーを配置したデジタルガジェットと連携できるスマートイヤホンのニーズが拡大。

その中でもロックなデザインと手ごろな価格、そして妥協のない高音質という強みをもったスカルキャンディは、「イヤホンは飾るんじゃなく、ガシガシ使うものだ!(米公式サイトより)」という信念のもと、ワイヤレスと手の届きやすい価格にこだわった製品開発をしています。

スカルキャンディ (Skullcandy) の本当の評判

スカルキャンディ(Skullcandy)のブランドアイコンである髑髏マークのワイルドなデザインが、ファッションアイテムとして人気を博し、大ぶりヘッドホンで人気のあるbeatsと並ぶような代表的なロゴとして認知されています。

ちょっと変わったデザインのイヤホンだと、中華系の怪しいイヤホンだと思われがちですが、れっきとしたアメリカのイヤホンです。

電池持ち、防水性能に定評あり

スカルキャンディ(Skullcandy)の製品特徴は、ストリートカルチャーをイメージしたロックなデザインのみならず、スポーツやフィットネスなどアクティブシーンでの使用を想定された耐久性の高さにも強みがあり、創業のキッカケが雪山だっただけに、防水性を備えた商品が多くいのも特徴となっています。

また、電池持ちも10時間を超える長時間のモノが多く、使い勝手への妥協は一切ありません。

その結果、アウトドアシーンやスポーツシーンでの人気が高くなっています。

特にスカルキャンディの上位モデルである「Skullcandy Crusher(スカルキャンディクラッシャー)」や私も使用している「Skullcandy Ink’d+(スカルキャンディインクドプラス)」は、日本国内最大の家電アワードである「VGPアワード」でも受賞の常連となっており、定番Bluetoothヘッドフォンとなっています。

「デザインとマーケティング先行」で音はイマイチ?でも、実際は…

音質については、比較的低価格のイヤホン・ヘッドフォンをそろえるラインナップなだけに賛否はあるようで、中には「デザイン先行」「マーケティング重視」などと言われることもあるようです。(参考:GIZMODE:「The Secret Scam of Cheap Earbuds(和訳:安イヤホン詐欺の秘密)」

そういった声は、低価格を打ち出すイヤホンにとってはどうしても発生してしまうものですが、本当の音質は聞いてみないと分からないものですよね。

実は、私も最初はスカルキャンディ(Skullcandy)に対して、「デザインだけで音はイマイチなんだろう」と期待はしていませんでした。

しかし、実際に入手して聞いてみると、その印象は一変しました。

ちなみに、上でも出しましたが、音質を確認したのはこちらです。

中音域の押出しがちょうどよく、ボーカルがすごく近くで歌っているように聞こえます

また、全音域で解像度が良く、ソニーやJBLのの安いイヤホンにありがちな低音ばかりのゴワゴワした音質ではなく、むしろバランス型のクリアーな音質です。

低音はしっかりとしたビート感があるので、ロックやヒップホップには最適なバランスだと思います。

もっと詳細な音質レビューについては、今後、実際の商品のレビューでお送りしたいと思います。

今私が言えることは、カッコよさも音質もメーカーとしての信頼感についても、安心して買って大丈夫だということです。

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