私は、主にWEB関係のさまざまな仕事を経験したのち、今は経営コンサルタントに落ち着いています。
今までのWEB関連の仕事では、基本的に私服のことが多く、冬はセーターやパーカー。夏はTシャツ、ポロシャツということもありました。
経営コンサルタントのようなクライアントのある仕事をする場合、身だしなみは重要です。
特に、スーツやバッグなどお客様の目に触れる小物については、決してブランド物で全身を固め必要はありませんが、見せて恥ずかしくないものを身に着ける必要があります。
そんな、ある意味「ハッタリの効くデザイン」のカバンを探した結果、「輪怐LIN-KU(リンク)」 というブランドのバッグを選びました。
今回は「輪怐LIN-KU(リンク)」の魅力と選んだ理由をご紹介します。
「輪怐LIN-KU(リンク)」とは?
「輪怐LIN-KU(リンク)」とは、革小物や喫煙具(煙草用パイプやジッポーライター)の輸入販売を手掛ける、株式会社フカシロが展開する自社ブランドです。
株式会社フカシロは大正13年に東京で創業した日本最初の喫煙具専門卸商社です。フカシロにおける革小物事業は、パイプをはじめとした喫煙具が紙巻きたばこに押されて需要が大きく減ったことに対する多角化の一環で始めた後発事業です。
当初は、輸入やライセンス販売が主でしたが、かつてより革製品やカバン工房が多く、品質の高い職人が多くいた台東区という地の利を生かし、徹底的に日本製の高品質にこだわった、オリジナリティの高い自社ブランドとして、2003年に誕生したのがメンズバッグブランド「輪怐LIN-KU」です。
斬新なフォルムと、日本製らしい丁寧で堅牢な作りは、経営上何度かの消滅の危機を乗り越えなあらも、根づよいファンを獲得しています。
輪怐LIN-KU(リンク)『格(カク) ブリーフケースII』を選んだ理由
今回、私が選んだバッグは、輪怐LIN-KU(リンク)のフラッグシップともいえる定番ライン 『格(カク) ブリーフケースII』というバッグです。
『格(カク) ブリーフケースII』は、個性的なフォルムが特徴の輪怐LIN-KU(リンク)の中では比較的落ち着いたデザインのバッグで、 です。
しかし、そのシンプルな見た目とは裏腹に、ビジネスマンにとって必要な機能が全て備わっています。
その中でも特にユニークなものと決め手になったポイントをご紹介していきます。
①スリムと大容量の2WAYが可能
輪怐LIN-KU(リンク)の『格(カク) ブリーフケースII』は、一見すると非常に薄いカバンに見えます。
しかし、実は外側のファスナーを開放すると、カバンのマチが2~3倍に広がり、容量が大幅に増えるのです。
仕事柄、パソコンや周辺機器を持ち歩く機会が多いので、大容量にも対応できるのは大変助かります。そのくせ、生地も丈夫で型崩れしないので、中身を詰め込んでも膨らみ過ぎずに使うことができます。
また、客先などであまりにも膨らんだバッグというのは、コンサルというよりも営業マンのようで少々格好が悪いことがあります。
そういう時はバッグの中身をシンプルしてスリムバージョンで使用すれば、薄くスタイリッシュに使うことができます。
②天候を選ばない防水素材
『格(カク) ブリーフケースII』はハンドルなどの一部のパーツには本革が使用されていますが、大部分は撥水加工が施された特殊ナイロン素材が使用されています。
革製ビジネスバッグの最大の弱点は雨です。
雨の中、カバンが濡れることを気にして出かけることは大きなストレスになりますし、雨に濡れた結果、革が痛んだり、濡れたところがまだらになってしまうこともあります。
そういった心配をせずに、ガシガシ使えるのが撥水ナイロンを採用していることのメリットです。
もちろん、レザー部分には多少の手入れは必要ですが、ラナパーなどの保革オイルを気が向いたときにつけておく程度のメンテナンスで十分です。
輪怐LIN-KU(リンク)『格(カク) ブリーフケースII』をカッコよく使うコツ
『格(カク) ブリーフケースII』をカッコよく使うコツは、ただ一つ。
肩掛けストラップは使わずに、手で持つことです。
カバン自体はシンプルで品があるのに、肩からカバンをかけることで、一気に営業バッグ感が出てしまうものです。
できるビジネスマンを演出したければ、多少無理をしてでも手持ちにこだわりましょう!
追記: 輪怐LIN-KU(リンク) 再び消滅の危機!?
先日、株式会社フカシロより輪怐LIN-KU(リンク)の販売を終了する旨の発表がありました。
2020年2月末には、直営店や百貨店をはじめとして全ての店舗を閉鎖するとのこと。
また、一部の商品についても生産を終了し在庫がなくなり次第、終了となる可能性があるとのことです。
ブランド自体は、2020年3月以降、新体制での継続が決まっているとのこと (おそらく身売り) なので、アフターサービスなども含めて一安心ではあります。
新体制になっても、高品質なモノづくりを継続してほしいものです。
今販売されているラインの商品と同じものは二度と手に入らない可能性がありますので、お買い求めはお早めにされた方が良いと思います。
再追記:輪怐LIN-KU(リンク)のその後について
輪怐LIN-KU(リンク)のその後について調べてみました。