革靴なのにアディダスの履き心地「ROCKPORT(ロックポート)」|スーツ向けビジネスシューズの選び方

私の今の仕事は経営コンサルタントなので、歩き回る頻度は高くありませんが、それでもサラリーマンである以上、お客様との面談にはスーツを着用し、革靴を履きます。

時には遠方のお客様のところまで足を運ぶこともあり、歩き疲れしない靴を選ぶことは重要です。

また、コンサルタントにはある特殊な能力が求められます。

それは、はったり力(自己演出力)です。

その道の専門家であるお客様には当然知識量は一切敵わないながらも、面談中は対等に渡り合い、時に対等以上の提案が求められます。そのためには、日々のインプットだけではなく、身だしなみも含めた自己演出力が重要となり、ドレスな印象を与える手入れの行き届いた革靴は武器になります

そんな、歩きやすさとドレッシーさを併せ持った革靴として「ROCKPORT(ロックポート)」を選びました。

ロックポートとは?

ロックポートは1971年に米ボストンで創業したレザーシューズメーカーです。

創業当時からクラシックなレザーシューズにスポーツソールを合わせ、「革靴なのにスポーティ」な履き心地を追求してきました。

1990年には当時の副社長がニューヨークシティマラソンを自社の革靴で完走したという逸話も残っています。

そんな、スポーツ路線のモノづくりのため、86年にリーボック(REEBOK)の傘下に入り、その後、2006年にアディダスグループ(ADDIDAS GROUP)がリーボックを買収したことで、今度はアディダスの傘下へ。そして、15年にはアディダスグループがロックポートをニューバランス(NEW BALANCE)に売却するなど、スポーツシューズメーカーの傘下を転々としてきました。

数々のメーカーの傘下を転々とするということは、それだけ経営が不安定だということでもあり、2018年5月にはついにアメリカで破産法適用申請を提出してしまいました

しかし、日本法人が管轄する日本事業は好調で、本国の不振は関係ないとのこと。

アディダススニーカーの方法論で作られたソールのグリップ力

ロックポートのスニーカーの魅力は、なんといっても「スニーカーのような履き心地」です。

私の持っているロックポートは「adiPRENE(アディプリーン)」というソールシステムが搭載されています。

「adiPRENE(アディプリーン)」とは、弊社ランニングシューズの靴底(ソール)踵部に搭載されている衝撃吸収テクノロジーです。
スポーツシーンによって異なる動きの特性に合わせ、ヒール外側、またはヒール中央部に搭載されています。
着地時の衝撃を吸収し、衝撃からくる下肢(足)への負担を激減します。
着地の安定性を高めることで、体に有害な足の過度なネジレを抑えてくれます。

アディダス公式「adiPRENE(アディプリーン)」とは何ですか。

つまり、スニーカーのような履き心地と言いつつ、その実、ほぼスニーカーの理論で設計されているということです。

ロックポートの「ウォーキングシューズモデル」はダサいので、「ドレスビジネスモデル」を選ぶべし

ロックポートのシューズには、一般的なビジネスモデルとウォーキングシューズのようなモデルが存在します。

ウォーキングシューズのモデルは、幅広で歩きやすいのは間違いありませんが、仕事には不向きです。

仕事に使うことを想定するのであれば、先細でドレッシーなビジネスモデルを選びましょう。

一般的にドレスと言われるのは、ストレートチップかプレーントゥ

一般的にドレッシーだと言われるのは、ストレートチッププレーントゥです。

デザイン面で主張をし過ぎないこれらのデザインはスーツとの相性も良く、使いどころを選びません。

ビジネスで出来る人だと思われたければ、ストレートチップかプレーントゥを選びましょう。

それ以外のモデルでいうと、ウィングチップやUチップなどがありますが、それらは一般的にカジュアル寄りのシューズと言われ、特にUチップは学生感が出てしまったり、見た目に気を使わない人のように見られてしまうことがありますので注意です。

いかがでしたでしょうか?

ビジネスマンにとって革靴は最高の相棒です。しかし、見た目の良さと歩きやすさを高次に両立した革靴を見つけることはなかなか難しいものです。

そんな方には「ロックポート」のプレーントゥシューズをおすすめします。

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